クリプキクローネ日記帳

ある種の音楽と数学とランニングはミニマルなところが似ていると思う。

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Tiny Leaves - A Good Land, An Excellent Land

CDさらっと紹介シリーズNo.16
Tiny Leaves - A Good Land, An Excellent Land

5ヶ月ぶりの更新になってしまいました。
書こう書こうと思いつつもついつい後回しにしてしまいました。
最近買ったアルバムのことを書きます。

ここ最近タワレコに行っても何も買わずに帰ることが多かったんですが、
久しぶりにこれは買おうと思ったアルバムでした。
なんでなのかはよく分かりません。いつも以上に分かりません。

ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、コントラバス、ギター、といういかにもな編成で、
曲自体もとても聴きやすいので一瞬ヒーリング音楽っぽく聴こえるかもしれませんが違います。
夜なかなか寝付けないあなたに癒しのBGM集、みたいな感じで
フィンランドの森と湖がジャケットに使われているようなああいう系のアルバムとは根本的に違います。

ただ確かに似ている瞬間もあって、じゃあ一体どこが違うのかなと最近よく考えるんですが、
具体的な指摘をしようと思うと意外と難しいのです。
癒しを目的としていない、とか、作品に対する熱意、とかいろいろ言えると思うんですが、
要するにそれってどういうことなの?っていうのが分かりません。

ただ1つ言えるのは、予想外なのにすごく自然な和音や展開が多いということです。
一瞬違和感を覚えつつも、聴けば聴くほどそれが一番自然で、むしろそれ以外あり得ないような気がしてくる
あの感覚はたぶんどのジャンルでもあると思うんですが、病みつきになりますよね。
ピアノやヴァイオリンの奇麗な音色だけ聴くと安易な量産型BGMと勘違いしがちですが、
そういうおもしろさがあるので何周も繰り返し聴き続けてしまいます。

ところで、A Good Land, An Excellent Land というタイトルはどうなんでしょうか。
「いい土地、優れた土地」ってわけわかんないじゃないですか。
最初これは日本人が苦し紛れにつけたタイトルだと思ったんですが、
Tiny Leaves はなんとイギリス人だそうです。(本名は別)
ネイティブがこういうタイトルを付けてくれると僕としては妙な安心感があります。
簡単な単語でも使っていいんだ、的な。

僕も「This is a pen」みたいなアルバムでも作ろうと思います、と書きつつ
むしろ既にあるんじゃないかと思い至ったので、
Amazonで検索した結果をここに残しておきます。(音楽のアルバムのみ)

This is a pen A.N.T. (1999)
This is a pen! SABOTEN (2012)
This is a PEN. - EP - This is a PEN. (2014/3/19)

This is a penは各方面から定期的にリリースされている模様です。
あやうくドヤ顔でこの列に加わるところでした。



A Good Land, An Excellent LandA Good Land, An Excellent Land
(2014/07/24)
Tiny Leaves

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  1. 2014/10/08(水) 23:36:27|
  2. アルバム紹介
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HAUSCHKA - Abandoned City

CDさらっと紹介シリーズNo.15
HAUSCHKA - Abandoned City

エレクトロニカとかその辺の世界の巨匠ハウシュカさんのアルバムです。
ハウシュカさんはあのヒラリー・ハーンと一緒に演奏してアルバムを出してしまうくらいすごい人です。
よく試聴コーナーに置いてあるので意識はしてたんですが、今回初めて購入に至りました。
決め手はジャケットです。
いわゆるジャケ買いです。
というと身も蓋もないですが、ジャケットがかっこいいのは事実なので困ります。

そしてこのアルバムがかっこいいのはジャケットだけではなく、
「Abandoned City(捨て去られた街)」というタイトルに合わせて
各曲に実在の都市の名前がついているというなんともオシャレ系アルバムなのです。

しかし、いざ曲を聴き始めればそんなオシャレ系な要素はどうでもいいわけで、
プリペアドピアノの不安を煽る音が最初から最後まで続く緊張感溢れる楽曲群が始まります。
プリペアドピアノのせいなのか、ハウシュカさんのせいなのか、
実際の楽器なのに完全にエレクトロニカ全開の空気になっています。

でもこの緊張感とか引き込まれる感じはやっぱり実際の演奏だからなんだろうなと思います。
そんなに派手な展開もないのに決して流し聴きさせない謎の力を感じます。
ミニマルの無機質さがありつつ妙な熱気もあるのはライヒさんに近い気がします。
ライヒさんの18人みたいな熱気があります。

ハウシュカさんの語呂が良すぎて全員さん付けになってきました。
なんだかまったり感が強すぎてみんなゆるキャラのようです。
でもエレクトロニカはジャンル自体が若干濃いので作曲家くらいはゆるキャラでもいいと思います。
そういう意味では硬いイメージが消えないクラシックなんかもそろそろ新しい時代に突入してほしいです。
あの巨匠が魂を揺さぶる奇跡のゆるさでブルックナーを新解釈!!
ゆるりんフィル緊急来日!サントリーホール!孤高のゆるさを見逃すな!みたいな。
新解釈すぎだろ、みたいな。




Abandoned CityAbandoned City
(2014/03/18)
Hauschka

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  1. 2014/05/12(月) 21:45:56|
  2. アルバム紹介
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Gabrielle Aplin - English Rain

CDさらっと紹介シリーズNo.14
Gabrielle Aplin - English Rain

ここ数日ずっと晴れていたので油断しておととい天気予報を
見ずに洗濯物を干したら雨にやられました。
残念です。
聞いた話によるとイギリスは天気が変わりやすいらしいので、
僕はイギリスではきっと生きていけないんだろうなと思いました。

そういうわけで、今日はGabrielle AplinのEnglish Rainです。
イギリスの雨が歌われています。(要出典)
タワレコで試聴して買いました。
1曲目のPanic Cordがオリビア・ニュートン・ジョンの
カントリーロードみたいな始まり方で、すっかり気に入ってしまいました。
2曲目以降もいい曲揃いでアルバムとしての完成度も抜群です。
曲の構成も歌い方もとても素直でオーソドックスなんですが、
なぜか何度も聴きたくなるアルバムです。
落ち着いた声なのでゆっくり聴けます。

ジャケットのセンスも光ります。
背景をモノクロにしてピンポイントで色を付ける手法は映画やCMでもよく見るけど、
その中でもこのジャケットはわざとらしさを全く感じさせない点で効果的です。
思わず手に取って試聴させてしまう力があります。

というわけで、この紹介シリーズの中では珍しく万人に好まれそうないいアルバムです。
オススメです。



English RainEnglish Rain
(2013/05/13)
Gabrielle Aplin

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ところで子供のころから気になってたんですが、
天気予報の降水確率0%とか100%っていうのは一体なんなんでしょうか。
5%未満や95%以上を四捨五入しているとかそういうことなんでしょうか。
未来の確率について語るときに0%とか100%とかいう数字が出てくるのは違和感があります。

というわけでググってみたらやっぱり四捨五入でした。
長年の疑問があっさり解決しました。
ついでに初めて知ったんですが、降水確率0%には2種類あって、
レイパーセント…5%未満を四捨五入
ゼロパーセント…完全に0%
という読み分けをしているそうです。
そもそもレイとゼロで意味が違うというのも問題ですが、
もっと気になるのはじゃあ天気予報でゼロパーセントと言ったときに
何をもってして未来の事象の確率を0%と保証しているのかということです。
ゼロパーセントは0.5%未満を四捨五入とかそういうことなんでしょうか。
今に始まったことじゃないですが四捨五入のあまりの凶暴さには憤りを禁じ得ません。

ですがいま一番大事なことは雨予報の日に洗濯物を干さないことであって
四捨五入に憤ることではありません。
例え四捨五入をボコボコにやっつけたところで僕のこのシャツはびしょびしょのままなのです。
ああなんと生きにくい世の中か。
  1. 2014/03/16(日) 03:27:01|
  2. アルバム紹介
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Múm - Finally We Are No One

CDさらっと紹介シリーズNo.13
Múm - Finally We Are No One

今日はついにMúmについて書きます。
書けるか分からないけれど。

Múmはそのままムームと読みます。
アイスランドのバンドです。
おそらくエレクトロニカに属すると思います。
アンビエント系の要素も多いと思います。

どの曲も基本的に聴きやすく、曲の展開も自然で、すっと入ってきます。
ですが、音の組み立て方があまりにも独特です。
慣れてしまうと他の可能性なんてあり得なかったと感じるくらいに自然なんですが、
それでも意識して聴くとどうやってこの音に辿り着いたんだろうと不思議になります。
変な間とか、微妙なタイミングのズレとか、中途半端なボーカルの位置づけとか、
露骨な音色のギャップとか、通常の発想では出てこないようなパターンが随所に現れます。
なのにわざとらしさを全く感じない、むしろこれ以上なく自然に聴こえるのです。

もっともMúmはそもそもそんなことを考えながら聴くべきではなく、
何も考えずに聴くべきなんだと思います。
何かに対して頭でっかちになったときにいいんじゃないかと思います。
完全に現実から隔離された気分になれる数少ないアルバムです。
個人的に非常に重要なアイテムです。

ところで、このアルバムはもう何年も前からかなりの頻度で聴いていますが、
なぜかMúmに関しては他のアルバムも聴いてみようという気になりません。
1枚しか持ってないくせに知ったかぶっていろいろ書きすぎました。
ただ、この世界はこの1枚で充分すぎるほど表現されていて、
これ以上聴くと輪郭がぼやけてしまう気がします。

まぁとは言っても、こうやってCD紹介を書くとそのあと見方が変わることが結構あるので、
そのうちちゃっかり2枚目を買ってしまうかもしれません。
文字にすると見方が変わるというのもおもしろいと思います。


Finally We Are No OneFinally We Are No One
(2002/05/28)
Mum

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  1. 2014/02/19(水) 23:54:14|
  2. アルバム紹介
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Deep Forest - Essence of the Forest

CDさらっと紹介シリーズNo.12
Deep Forest - Essence of the Forest

Deep Forestは、民族音楽っぽいけどちょっと違うような音楽を聴かせてくれるユニットです。
有名なので、普通に生活していてもお店とかでたまに耳に入ることがあります。

一部の楽器とボーカル、メロディーは明らかに民族音楽なんですが、
電子音やベース、パーカッションにポップスやテクノっぽさがあって全体的に聴きやすいです。
しかしそれでいてはっきりと独特の空気を持っています。

雅楽もそうですが、民族音楽の微妙に音程を外した音楽って
なんでこんなに印象的に響くんでしょうね。
普段あまりに西洋由来のスケールに慣れ過ぎているからだと思いますが、
そういうものに触れずに育ったらこのアルバムは一体どう聴こえるのか興味深いです。

ドレミファソラシドの音階は1オクターブ変わると音の波長が2倍(または2分の1)になるように、
とても理屈っぽく作られているので、スタンダードになるべくしてなったような気もします。

一方で、英語が世界の共通語になりつつあるように、
合理的なものじゃなくてもワールドスタンダードになるときはなるので、
ドレミファソラシドの音階に実際はどこまで説得力があるのか気になります。
が、考えても分からないのでやめます。



Essence of the ForestEssence of the Forest
(2004/07/27)
Deep Forest

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  1. 2014/02/11(火) 01:14:24|
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