クリプキクローネ日記帳

ある種の音楽と数学とランニングはミニマルなところが似ていると思う。

華氏451度 [レイ・ブラッドベリ(著)、宇野利泰(訳)] (早川書房)

レイ・ブラッドベリの華氏451度、再読です。やはりブラッドベリです。


ずいぶん前に読んでいろいろ忘れていたので読み直してみました。
ジョージ・オーウェルの1984とオルダス・ハクスリーのすばらしい新世界を読んだ後で読み直すと、
共通のテーマが多くて、そういうことだったのかと思いました。
ディストピアものというジャンルなんだなと。
すばらしい新世界に続いてシェイクスピアが槍玉に挙げられていてニヤニヤしてしまいました。
シェイクスピアは本当に象徴的な存在なんですね。

上記2冊に比べるとディストピア感が薄いというか迫るものがあんまりないし、
世の中のことがあまり書けていなくてそういうところを期待するとイマイチですが、
とにかくこの本もブラッドベリなので、上記2冊にはないブラッドベリの空気で満ちています。
結局そこが一番の魅力なんだと思います。
燃え盛る家や書物の熱気や匂いを感じます。
静まり返る街の空気や暗闇を感じます。
ブラッドベリです。
SF的なところがイマイチでも気になりません。
火星年代記も読み返したくなりました。
  1. 2017/03/20(月) 22:56:05|
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